本日の稽古　2015年1月10日

横面打ち四方投げ：

　先ずは最後の下ろすところ。相手の手に抵抗を与えないように持つ。それから自分の全身全霊の氣を持って相手の体全体を下ろすようにすること。

　次に片手のみを使って投げる稽古。相手の手とうを行きたい自然の方向に導いて投げる稽古。

　最後に草書。最初は相手にはいられないよう、相手の手とうを受ける手と反対の手で相手の眉間に手とうを出すこと。その後の転換の後、相手の手を導き体全体の向きを変えて自然と相手が受け身を取らざるを得ないところまで導くように心がける。

横面打ち小手下ろし：相手の手を両手で一回転するまで導き自然と小手下ろしの形になるように心がける。

横面打ち巻き込み：大事なところは相手の手を返す時に体全体の向きを変えるように氣で導く。その後さらに一点から前に出て、反対の手で相手の肩から下に下ろす。巻き込みは相手と自分の中心が離れないように相手の近くで技をすること。

上記3種連続

胸突き小手下ろし：最初に相手の手を取るときは完全に力を抜くこと。そうしないと相手に反撃する氣を起こさせてしまう。また、相手の体を崩す時は真下に下ろすこと。横ぶれすると、相手が崩れない。あとはリズムよく上下を使って相手を投げる。

胸突き前方投げ：相手の手を取りに行かないこと。また、相手の手は力を抜いて導くこと。最後の投げの方向は下。前方ではないので注意。

＊いずれの技も、最初に一教で相手を氣で抑えることが肝要