本日の稽古

本日の稽古 2014年12月6日

本日は星野先生の代稽古でした。


[子供の部]

片手交差取り呼吸投げ

片手取り転換呼吸投げ(恩賜の御衣)


[大人の部]

片手取り転換呼吸投げ

転換まで:先ずは統一体の立ち姿になってから、投げは手を出す。この時出した手に体重が乗り、容易に上げられないこと。手を取ったときは、投げ、受けとも自分の前に三角をつくって、お互いが容易に攻撃できないように構える。指先で少し自分の方向に相手の氣を動かし、一点を持たれた手に近づけてから、その場で転換をする。持たれた手は動かさない。動くとぶつかりやすい。


楷書:転換して相手を導く方向に氣を付けること。すぐに横には導けないので、先ずは相手と氣が合致している前方に少し導き、相手が動き出すと率先して氣を回転方向に導く。このとき相手の方に氣を残さず、導きの方向に氣を出すこと。


行書:楷書と転換の動きが違う。軸足で一氣に転換し、ほぼ90度程度の回転で相手を下方に崩して投げる。このとき相手の全体を崩すように氣を付ける。また、なるべく緩まないようにする。転換のあと、手をいったん上にあげると緩みやすいので特に氣を付ける。下ろした後の手はまっすぐ上に上げ相手がくぐれるようにする。前方に流れやすいので氣を付ける。


片手取り転換呼吸投げ(回転投げ):転換までは恩賜の御衣と同じ。落とすところは持たれた手と反対側の足の下に落とし、続けてまっすぐ上に導くと相手は自分の後ろを回ってくるので再度今度は持たれた手の真下に落とし、首を下方に導いて回転投げをする。


片手取り入り身呼吸投げ(左右技):手の指を上に向けて氣を上方に向ける。折れない腕で入り身をすると自然に動く方向がある。そのまま一点を相手に近づけ、二の腕で重みを下にして、緩みを取り、左右技で下に重みをかけて、投げる。横に投げると相手が逃げてしまうので氣を付けること。


片手取り入り身呼吸投げ:相手が取りに来た時に自分の前まで導いて、反対の手で下から相手の手を上に(万歳の形)上げると同時に相手の横に入る。つかんだ手は、下に投げっぱなしで呼吸投げをする。


以上