本日の稽古

本日の稽古 2014年11月22日

 

独り技: とにかく、リラックスして、のびのびと。ただし、力が抜けてはいけない。氣を切らずに、緩みを取らない状態で技を行う。これは全ての技に通じる「極意」の一つ。もう一つはとにかく相手の氣を導く感覚を常にもつ。体を動かそうとすることは間違い。


統一体のテスト: 特にテストをする側の心得。相手を力で無理やり動かそうとすることは間違い。テストしている方がされている方よりさらに統一体でテストをするよう心がけること。力で思いきりやれば相手は動くが、相手が統一体であれば自然に逆らわずに下がればよいだけ。


片手交差取り呼吸投げ: 楷書を稽古。氣を出して入り身。そのときに相手の腕と自分の腕の氣の方向が交わる感覚を大事にする。相手を導いた後は自分が周り続けないこと。止まって氣を出し続ければ相手は自分の前まで自然にくるのでそこで下方に導いて、自分の足を邪魔にならないように引いて自然に導き、投げる。


肩取り入り身一教:相手の持たしての投げを稽古。先ずは掴まれた相手の手を自分の肩に氣で固定し、そのまま船漕ぎの要領で相手を導いて崩してから一教に入る。


胸突き前方投げ:投げる方向は前ではなく下。前に投げようとすると相手は崩れずにそのまま前に駆け抜ける。下に投げるから相手は受け身を取らざると得ない。あとは。相手の裁きは自分の前で行う。相手の手を取りに行こうと前に行き過ぎることのないよう自分の前まで十分に突かせてから相手を導く。


胸突き回転投げ:突いてきた相手の手を下に落として崩せばあとは下がった頭を自然に導くことが出来る。相手のてをこねくりまわして投げるのではなく、突いてきた手をぶつけない用に下に落として体全体を崩すのがこつ。相手を十分に突かせて自分の前で裁くことは前方投げと同じ。相手を導くとはがつんとぶつけることではない。とにかく感覚としてはぴたりとくっつき相手と一緒になって動くこと。相手の立場に立つ、率先窮行。


胸突き払い落し顔面:とにかく相手の氣を見て遅れないこと。体の動きを使いすぎないこと。氣をとにかく意識する。


後ろ手首取り一教:まずは、相手を導いて落とすこと。その後上さらにもう一度下に落として導く事。


以上