本日の稽古

本日の稽古 2014年7月19日

 

呼吸法

 

独り技

 

統一道

 

* 本日のテーマは技と技の間で氣を切らないということで、3種の技を連続して実施。ただし、その中でもリズムと一挙手一投足を大事にすることも忘れずに稽古。

 

[片手取り3種連続]

*一教入り身:前に出す手は「餌」。受けが食いつくまでおろそかにせず、十分に導いて体制をくずしてから、次の動作に入ること。上下のリズムも忘れずに。

*四方投げ:これも最初に相手を十分自分の懐まで、導く。体を入れ替えるときには剣を振るときと同様、先ずは腕をあげてから、一点の回転で向きを変えるようにして、中心線を安定させること。

*入り身呼吸投げ:同上。まずは十分に導くこと。そのうえで、ぶつからないように手をだして、左右技で投げる。

 

[横面打ち3種連続]

*転換入り身四方投げ:草書では相手の横面を素早く相手の方向に切り戻して氣を導いいて、入り身をしてから投げる。

*切り返し:相手の氣を返すところは特に重要。その後、前上方に導いてから、落とす。

*小手下ろし:入り身は横に膨らまないように相手の近くに入ること。相手の横面を旨く利用して、勝手に転がってもらうように導いて投げる。

 

[胸突き3種連続]

*一教入り身

*小手下ろし:相手の突きの勢いを殺さないように、十分突かせること。相手の突きが伸びきったら、腕をつかむのではなくひっかけるような感じで前から自分の方に、緩まないように導いて下、上と導いて投げる。

*回転投げ:相手の突きの勢いを殺さないところは同じ。のびきったところで自分の前で下に落としてそのまま、相手の邪魔をしないように前方に導いて投げる。

 

 

*正面打ち呼吸投げ短刀取り:短刀を持っている場合は相手に密着して自分との間に空間を作らないようにする。空間を作ると短刀で切られやすい。相手を倒した後は相手の手を自分の膝に離さないようにくっつけて、そこを中心に3教を決めて相手をひっくり返す。こつは引っ張りで相手の体を返すのではなく、3教で手首をきめて廻すこと。

 

*胸突き小手下ろし短刀取り:短刀を取る手は相手の手を持たない。持つと短刀の握りを逆に助けてしまう。