本日の稽古

2014月4月19日の稽古

 

今日は基本技に加え両手取りの技を稽古しました。

普段あまりやらないので、なかなか感覚がつかみにくく苦労しました。

 

今日の氣付きは今更ながらですが、独り技が技の随所に入っていること。そして、持たれた手はほっといて一点で動いて自然に導く感じはほぼ全ての技に共通でしょうか。

 

剣の持ち方と振り方

剣を構えたときの手の形は独り技の下方手首交差技で手首がへそのしたで交差した時の位置となります。その時の手の平が上を向いており、それが自然な形です。

その状態で剣を構え、だれかに両手首を持ってもらい、剣を抜いて手を動かすと自由に動かすことが出来ます。剣の形に合わせるよりと手を絞る感じになりどうしても力が入ります。剣を振りかぶり、振り下ろす時も手の位置は自然に変わりる感覚。振り下ろした時は剣の刃が真下を向いた形になります。

 

後ろ受け身: 投げは構えたときにあまり受けとの距離を取り過ぎないように。

 

正坐の統一、拡大法・集中法、氣の呼吸法

 

独り技

 

統一道、氣のテスト:立ち姿はよく前傾姿勢と言いますが、前につんのめる感覚は間違い。それではリラックス出来ないし、後ろから押されると簡単にうごいてしまいます。安定した感覚が大事。膝は常に緩めること。

 

片手交差取り呼吸投げ:基本中の基本。掴まれた手首はほっといて、一点から入り身をすること。あと、最後に腕を上げた時は十分に相手に氣を返すこと。中途半端では、あいてがのけぞりにくい。(表現が悪いですが)

 

片手どり転換呼吸投げ(恩師の御衣):転換の後は自分の行く方向に氣を向けること。受けにどうしても氣をもっていかれ、自分の中心を作らないまま導こうとしてもそれはできません。

 

正面打ち呼吸投げ: 基本中の基本は2つ。相手の正面打ちに氣を合わせ一教を出して相手の立場に立った後は、先ず、相手の体を下方に崩すこと。相手がせっかく下に打ちおろしているのでその氣を尊び先ずは下に導きます。けっして焦って後方に引っ張らないこと。それはぶつかります。細かい点としては、相手の腕の先の方を導くと、体全体を導きにくいので肘よりも肩に近い場所で下方に導くこと。2点目は相手の肩に添えた手。最初の体を下方に導く時からとにかく緩ますことの無いように最後まで氣で持つこと。そうしないと技全体が緩んでしまいます。

 

両手持ち四方投げ入り身と転換: ちょっと形を考えるので精いっぱいでした。でもそのなかで、初動は持たれた手首を動かさず一点からそこに近づいて、一点で相手の手と全体を導いて四方投げに入る。これも手の動きは独り技の下方手首交差技。

最後に片手持ちで同様に四方投げ。持たれていない手は使いません。

 

両手持ち呼吸投げ(泥鰌すくい):大事な部分はこれも手を動かさず、ほっといて足を入れ替えること。その後、一点を使い、腕は折れない腕を保ったまま相手を下方に導いた後上に導き、左右技で相手を投げる。

 

両手持ち呼吸投げ (前方投げ):船漕ぎで相手を導いた後、相手の一点を上方に導いて釣り上げたあと、そのまま真下に導いて投げる。

 

両手持ち呼吸投げ(白鳥の湖):前方投げと同じ。先ずは船漕ぎで導いて相手の一点を上にあげて、今度は体全体を一点から沈めて投げる。

 

 

今日の氣付きは今更ながらですが、独り技が技の随所に入っていること。そして、持たれた手はほっといて一点で動いて自然に導く感じはほぼ全ての技に共通でしょうか。